(16) 漂流物の多さと濁りの中でようやくジャスト30センチゲット

7月23日、24日と連日で木材港に釣行した。23日は、結局、アジ数匹のみだった。

既に梅雨は明けたが、長く続いた大雨で海の濁りがなかなかとれずにいる。加えて、竹や木そのものや根っこや屑、植物の葉、軽石、ビニール、ペットボトル、発砲スチロール漂流物などなど、その量の多さと流れの速さに邪魔されながら、しかも、アジのアタリだけだった。

24日も濁りとゴミの状況は同じだったが、たまたまバネ籠に撒餌を強く固め過ぎたので、仕掛けがゆっくりと沈んでいきウキが見えなくなり竿先に集中していた時に、やや強めの引き込みがあり、上げると15cmの真鯛の子だった。それをヒントにアジを避けられるかもと思い、タナを竿一本にしたところ、確かにアジの喰っちゃ放し、喰っちゃ放しのアタリがなくなった。そして、その何投目かに遂にウキがビシッと引き込まれた。竿先にもガツンと来る。グレのアタリに違いない。アワセは入れずに竿を立てる。すると竿がグンとしなる。途中は素直に寄ってきたが、手前のテトラに差し掛かるとグイッと強い抵抗になりこちらもグッと堪える。そして濁った海中に鮮やかな青色をしたグレの魚影を確認し、間髪入れずエイッと引っこ抜いた。堤防にドサッ。久々のスカリ使用。自宅で調理前に計ったら、29.8cmだった。

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その後は、手前に流れる潮に変わったため、釣りにならない時間帯に。一匹釣り上げた余裕もあり、これからという場所だったのだがそこを諦め、Hさんのいる南向きに場所移動した。北東の風だったのでとても釣りやすかったが、タナは竿一本のままでもアジだけだったので、付けエサが無くなった時点で、早々と引き上げた。

余談だが、何とか丸という錦江湾内の海のゴミをかき集める専用船が今、大活躍という話題が、Hさんから出た。北の方が先で南は手が回らないらしい。直感で、過去何度か見たことがある、船体の半分が海に沈んで進む船のことか、とHさんに尋ねたら、その通りとのこと。ありがたや。ありがたや。